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桜莉の想ふこと。

アニメ・漫画・声優様が大好きなワタクシ、文月桜莉がだらだらと思った事を書き連ねてます。良かったらお付き合いくださいvvv
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04/17/09:57  あなたはどんな自分が好きですか

「そして、涙は海になる」

昨日、遼やんからお借りし、電車内で読みきりました。

映画館で泣けても
電車内では泣けねぇ!!
ってことで
5、6回深呼吸し
常に鼻をすすっておりました(笑)


24歳にして、子宮ガンになり、25歳で亡くなった、須田幸子さん。

須田さん本人が闘病しながら書いた・・・手紙みたいな本です。

辛いものは辛い

「悲劇のヒロインぶっている」

自分で書いてしまうところが、清々しく、物語にのめりこんでいく。

須田さんの隣に自分がいる感じ。
そして、たまに須田さんは語りかけてくれる。

「あなたは大丈夫。」


自分で何と無く思っていたことだけど
私は人が感動しないところで勝手に泣いて
私は解釈が間違っていたとしても、自分の解釈が好きで
私は人に凄く冷たく、自分に優しく
私は皆が悩まないような段差でつまづいて
私は一般的なものとは違う考え方や解決方法で乗り気って
・・・
いつも、変な子って思う。

だから。
この本にも「そうそう」って思う箇所も
「それは違うと思う」
って箇所もあった。
「それは矛盾してる」って感じた箇所もあった。

占いで「それは当てはまるケドこれは違うと思う」っていう感じ。

それでも涙が溢れそうになったのは
須田さんの優しさが
この本から溢れているからだと思う。

病気になって
伝えたいことがあって
その相手は、時として、読者の私達であったりする。
「あなたは確かに、ここに存在する。」
そう教えてくれる気がした。



須田さんの悩みに比べたら自分の悩みはなんてちっぽけなんだろう

そう思うなら
この本は読まなくて良いと思う。

自分の悩みは、自分の悩みだよ。
人と比べるモノじゃない。
自分が、死ぬほど、死にたいくらい辛いなら
それは誰よりも死にたいくらい辛いんだよ。

自分で考えて
時に何かに頼って
乗り越えて行くべきだと思うから。

そこで乗り越えた後、
それは良い思い出になるから。
その思い出が誰かを助けるきっかけになるなら
それはとても素敵。



人の優しさに触れられる
人の存在を感じさせられる
そんな本だと私は思います。

私が凄く気になった一文があります。
「生かされていることに感謝して欲しい」

生きていることに感謝するんじゃない。
生かされていることに感謝する。
深さを感じました。

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